友達のように仲良かった姉が結婚して実家を出ることになったので、今までと同じように食事に行ったり日常会話を楽しむ回数が減ってしまったので寂しさを感じていました。
しかしその後、姉が妊娠して娘を出産したので、両親が可愛い初孫を見たいばかりに頻繁に実家に立ち寄るようにお願いしました。
おかげで姉と一緒に食事や買い物を楽しむ時間ができましたし、かわいい姪っ子と一緒に遊べることが楽しくてしょうがありませんでした。
小さい頃から姉と一緒に人形遊びをしていたこともあり、姪っ子のために手作りで洋服を作ることを楽しむようになりました。
型紙とミシンがあればすぐに洋服を作ることができるので、成長するごとにサイズを変えて洋服を作りました。
そのうち、姪っ子がアニメを見てお姫様に憧れて髪の毛を伸ばすようになったので、髪の毛をアレンジするためにヘアゴムも手作りするようになりました。
ヘアゴムの手作りにハマる
100円均一ショップでシンプルなゴムを購入してきて、そこにビーズを通したり、布を使ったヘアアクセサリーを作るようにしました。
ちょうどレジンでアクセサリーを作ることにもはまっていたので、チャームを作ってゴムに通して世界に1つだけのベビー ヘアゴムを作ってプレゼントしました。
ラメが入ったものや真珠のような輝きを持ったものを髪の毛につけると、まるでアニメの中にいるようなお姫様になったように感じるようでとても喜んでくれました。
そのうち、幼稚園にもつけていくようになったら、お友達のお母さんからどこで買ったの?と姉が聞かれたので、お友達の分もプレゼントするために大量に作りました。
幼稚園では派手は髪の毛用のアクセサリーは駄目だという規定があったので、できるだけ目立たないけれど女の子らしい可愛さを感じられるものにしました。
おかげで幼稚園ではかなり人気が高くなって話題になったので、姉に頼まれて、幼稚園のバザーに出品することにしました。
バザーではお母さんたちが作ったものであれば何でも良いということだったので、子どもがつけても大丈夫なアクセサリーを詰め合わせにして提供しました。
幼稚園バザーの中でも1位を誇るほど人気だったと後から聞き、自信が持てるようになりました。
そんなに好評なんだったら、他にも欲しい人がいるかもしれないと思ったので、試しに地元で開催されるフリーマーケットに参加することにしました。
思い切ってフリーマーケットに参加!
地元では過疎化が進んでいるため、多くの人を寄せ集めるために商店街が主催となって、定期的にフリーマーケットを開催しています。
簡単な審査があって、参加料を支払えば誰でも参加できるとわかったので、試しに申し込んでみました。
審査では、販売したいと考えているヘアゴムやアクセサリーを写真に撮影して添付したところ、今までにフリーマーケットでこのような商品を販売した人はいなかったので、新鮮かもしれないと歓迎してもらいました。
フリーマーケットでの販売がうまくいくかどうかはわかりませんでしたが、とにかく品切れになったりしたら買いに来てくれる人に申し訳ないと思ったので、それからは徹夜で作り続けました。
姪っ子や姉からも、特に評判が良かったアイテムなどを教えてくれたので、それを参考にしながら作るようにしました。
独りで作らなければならなかったので、ヘアゴム100個とピアスが50個、ブローチが50個が限界でしたが、1つずつ包装するのは両親や友人も助けてくれたので助かりました。
午前中にすべて完売!
フリーマーケットの当日は、朝は少し小雨が降っていたこともあり、お客さんが少なかったらどうしようと心配でしたが、開店時間が近づくと多くの人が訪れたので安心しました。
休日だったこともあり小さな子供連れの家族が多く、小さな女の子の多くが出店していたブースに足を止めてくれたので嬉しく感じました。
宝石みたいだと喜んでくれる女の子が多くて嬉しくなりました。
1つ目は、姪っ子と同じくらいの小さな女の子が購入してくれたので、とても感動しました。
今までは商品として提供することはあっても、自分でお金と商品を交換する場所には立ち会ったことがなかったので、自分の作ったものに対して価値があると認められたような気分になりました。
お昼が近づく頃にはお客さんもかなり多くなり、午後になる前には用意していた商品はすべて完売しました。
こんなに喜んで買ってもらえるのであれば、もっと作れたらよかったと思いましたが、とにかく満足しました。
購入してくれた女の子の中には、買った後すぐにヘアゴムを髪につけてくれた子もいたので嬉しかったです。
子供によって好きな色もデザインも違うことがわかったので、今度、またフリーマーケットに参加するときは今回のことを活かせたらいいと考えています。
商品として提供するヘアゴムばかりを使っていたので、姪っ子の物を作ることができなかったので、当分は姪っ子に喜んでもらうために洋服やアクセサリー作りに専念しようかと考えています。