西洋発祥の寝具ベッドは、インテリアとして使える形状だけでなく一定の段差があることによって寝起きがしやすいというメリットがあります。
そんなベッドにはいくつか種類がありますが、その中でアパートやマンション住まいの人に増えているのがローベッドです。
英語でローは低いを意味するとおりに、一般的なベッドは長い支柱を4本の上に台座を置きますがこれは4本の支柱が無く土台のままベッドの形になっているのをローベッドといいます。
ローベッドが選ばれる理由
ローベッドが選ばれる理由としては、4本の支柱がない事によって狭い空間でも広く見せることができる点です。
アパートやマンションだと集合住宅なので、どうしても部屋の大きさが決められています。
一般的なベッドだと高さがあることによって、天井までの距離が短くなってしまい部屋が狭く感じてしまいます。
その点4本の支柱が無いローベッドであれば、天井までの距離があるので横になった時に空間が生まれるので安心感が増すのです。
そして4本の支柱がない事で、ベッドを運ぶ時に縦に向けられることから入り口のドアが狭くても入れやすいというメリットもあります。
そしてローベッドの最大の利点は、子供の寝具として利用しやすいということです。
子供は大人に比べて寝返りをする比率は圧倒的に多いので、一般的なベッドだと床に落ちてしまう恐れがあります。
骨が出来上がっていない子供が高い位置から落ちてしまうと、その衝撃にによって大怪我をすることも考えられるのです。
柵付きの物を選ぶという方法もありますが、それでは閉鎖的な空間になってしまって逆に不安感が増し眠れないということも起こります。
その点支柱がない事によって高さがない事で、たとえ寝返りをし過ぎて横に大きくずれたとしても床との距離が近いので怪我をするリスクが無くなります。
そして柵が無いので余計な圧迫感を感じさせないので、子供も安心して眠ることができるのです。
ローベッドのデメリットについて
もちろん全く弱点が無いというわけではなく、どうしても床に近い位置に布団があるのでダニや埃そして花粉が付きやすいというデメリットがあります。
そのため1週間に2回以上は、しっかりと天日干しをしてダニを死滅させたのちに掃除機でハウスダストを吸引してきれいにすることで安心して使うことができるのです。
このように低いということもメリットとデメリットを正確に把握することによって、アパートやマンションだけでなく一軒家でも十分にメリットを享受することができます。